皆さん、こんばんは❕
今回は「オールカマー」の過去実績から考察する予想を行っていきたいと思います☺
例によって過去9年(新潟開催の2014年を除いています)の複勝圏内に突入した馬たちの傾向を分析してみようと思います❕
有益な共通項が見出せればいいのですが💦
では、今回のオールカマーの出走馬からご覧下さい❕
過去データから予想・考察するオールカマー
これまでの考察記事同様に着目点は5つ+まとめで構成していきます。
- 枠番
- 馬齢
- 血統(父系統)
- 種牡馬別
- 血統(母父系統)
- まとめ
上記、6点それぞれ分析して予想に繋がりそうな部分を見出していきます。
では順を追って見ていきましょう❕
2019年 オールカマー 出走馬
日曜日開催のオールカマーの出走馬は下記の馬たちになります。
注目は昨年の覇者でもありGⅠ2勝の⑧レイデオロ。
しかしながら、この記事を書いている時点での予想想定オッズ1番人気は⑦ウインブライト😲
前走香港のQE2世でGⅠ初制覇、そして無類の中山巧者と言う事もあって人気が予想されていますが、実際馬券が発売されれば⑧レイデオロと逆転するのでは無いかな、と思うのですがどうでしょうか???
他にも前走七夕賞を勝利し重賞2勝目を飾った①ミッキースワローも中山巧者。
一昨年のセントライト記念の勝馬ですね。
この3頭ですんなり馬券が決まるのか、他の馬たちにも付け入る隙があるのか???
過去9年の結果から紐解くオールカマー~枠番別編~
では次は過去9年間での枠番別の実績を見ていきます。
5枠と2枠が好調な成績。
それに対し、8枠がだいぶ凹んでいる印象です。
枠番に関しては当日の馬場状態の傾向を見て、内が有利なのか、外差しが効くのか等を踏まえて検討材料としたいですね。
過去9年の結果から紐解くオールカマー~馬齢別編~
ここからは馬齢別での実績を見ていきます。
馬齢に関しては特別重視する必要は無いかな、と思うのですが、一応傾向として掲載しておきます。
4歳勢が他より一歩リードしている状況。
複勝圏内までで言うと5歳勢と同じなのですが、延べ出走頭数が違うので4歳勢が優勢な状況となっています。
過去9年の結果から紐解くオールカマー~血統(父系統)編~
ここからは過去9年での複勝圏内に入った馬たちの血統傾向を見ていきたいと思います。
まず最初は「父系統」から見ていきます。
延べ出走数がサンデー系に偏っているのですが、その他の4系統も出走頭数が少ない割に勝馬が出ていたり、とそれなりの結果を出しているのでどれをチョイスするか思案の為所ですね🤔
今回の出走馬も大半がサンデー系になっています。
過去9年の結果から紐解くオールカマー~種牡馬別編~
次は上記の「父系統」からもう少し細分化して「種牡馬別」での実績を見ていきたいと思います。
「父系統」だけではざっくりとしか捉えられない部分も出てくるので、種牡馬別で見てもう少し絞り込んでいきたいですね。
では下記に種牡馬別の実績を貼り付けます。
実績的に見るとディープインパクト産駒が良好な成績を残しているのですが、今回はディープインパクト産駒は出走しません。
ただ、ディープインパクトを父に持つトーセンホマレボシの産駒が1頭います。
①ミッキースワローです。
番手で良好な成績のステイゴールドですが、今回ステイゴールド産駒は4頭。
③クレッシェンドラヴ
⑦ウインブライト
⑨スティッフェリオ
⑩ショウナンバッハ
以上4頭がステイゴールド産駒です。
強烈な傾向が出ている訳では無いので絞りづらい部分がありますが、母父系と含めて検討する余地がありそうですね。
過去9年の結果から紐解くオールカマー~血統(母父系統)編~
では最後に「母父系統」の複勝圏内を突破した馬たちの血統傾向を見ましょう👀
ヴァイスリージェント系やレイズアネイティヴ系など、少ない頭数ながらも2勝を挙げている優良な系統があるのですが、今回の出走馬では該当無し😢
他の要素で見ていくと、過去の複勝圏内に入った馬で共通項を挙げるとなれば、「トニービン」の血を持っているか否か、と言う点ですね。
これに関しては、血統傾向で馬券を予想する方ならお馴染みの部分かも知れませんが、オールカマーとトニービンの血を持つ馬の相性はまずまず良い相性です。
過去9年間でも複勝圏内に来た馬でトニービンの血を持つ馬は延べ8頭が馬券に絡んでいます。
種牡馬で言えばトニービンを父に持つジャングルポケットや母父にトニービンの血を持っているルーラーシップ等が挙げられます。
今回の出走馬でトニービンの血を持っている馬は下記になります。
①ミッキースワロー(母父ジャングルポケット)
②ゴーフォザサミット(父母父トニービン)
④グレイル(父母父トニービン)
以上3頭が該当します。
②ゴーフォザサミットと④グレイルは共にハーツクライ産駒です。
ハーツクライの母父がトニービンです。
血統面でプッシュするならこの3頭が推せるかと思います。
過去データから考察するオールカマーのまとめ
ここまでの着目ポイントを踏まえて、それぞれリスト化したのが下記の表になります。
有力馬たちは特に減点材料が無いので固く決まりそうな気配はプンプンしますね。
少しだけ有力馬毎に考察しておきましょう。
①ミッキースワロー
種牡馬別で見るとトーセンホマレボシ産駒がこれまでに出走していないので×になっていますが、ミッキースワロー自身がオールカマーと同コースのセントライト記念とAJCCで連対しているのでこの部分は気にしなくていいかと思います。
中山コースは(2.1.0.2)、2200mも(2.1.0.1)と非根幹距離もバッチコイ。
全4勝は全てコーナー4つのコースで挙げている。
血統面(トニービンの血の有無)の後押しもある。
⑦ウインブライト
無類の中山巧者だが、2200mは初めて。
海外帰りの点と初の2200mがキーポイントになりそう。
2400mのダービーは15着。
中山適性は言うまでも無いが(5.2.0.1)、全7勝中5勝が中山競馬場。
コーナー4つのコースだと(6.1.0.4)。
やはり不安点は距離だと思う。
母サマーエタニティは現役時代3勝しているが、その内訳は1200mで1勝、1400mで2勝。
母父であるアドマイヤコージンも朝日杯と安田記念を制している様にスプリント~マイルで活躍していた馬。
全姉であるウインファビラスも1800mで2勝しているものの、2000m以上は3戦して掲示板すら無い。
「距離不安」でバッサリ切る勇気があればいいが、それを補うだけの「中山適性」も捨て難いのは事実。
⑧レイデオロ
今回のレースに関してこの馬にマイナスポイントってありますか?って言うくらいアッサリ勝ちそうな感じはしなくもない。
唯一不安点を挙げるとルメール騎手からの乗り替わりくらい?
今回は福永騎手が騎乗するが、その点くらいが減点材料??
中山成績も(3.1.0.1)、コーナー4つのコースで(5.2.1.2)。
2200mも(1.0.1.1)で唯一複勝圏内を外したのは前走宝塚記念のみ。
3着は外さないかと思うが、この馬から買うとオッズ的な問題があるので個人的にはその部分で手を出しにくい。
個人的には上位3頭で隙があるのは⑦ウインブライトだと思っています。
逆に上位3頭以外で「3着なら・・・」と可能性がありそうだと思っているは
③クレッシェンドラヴ
推せるポイントとしては主に下記部分。
- 中山巧者のステイゴールド産駒
- 中山実績(4.1.1.2)
- 非根幹距離の2200m(2.0.1.1)、全て中山2200mでの成績
- 全成績(5.4.2.7)だが、この内コーナー4つのコースで(5.4.2.5)
以上が推せるポイント。
個人的にはやはり「非根幹距離適性」と言う部分を重視して予想したい。
過去9年の勝馬を見ても1800mor2200mで実績が無かった馬で勝ち切ったのは昨年のレイデオロぐらい。
他はだいたい、どちらかの距離で実績を残していた馬が殆ど。
クレッシェンドラヴは2017年のセントライト記念で8着に敗れているものの、今ならもう少しマシな競馬が出来るのでは?と思う部分がある。
以上が今回の考察結果になりますが、最終的な判断は当日の馬場状態を踏まえた脚質傾向やオッズを勘案して決めたいと思います。
暫定的に印を打つと
◎①ミッキースワロー
◯③クレッシェンドラヴ
ですかね。
って書いておきながら、変更したらすいません💦
時間の都合上、神戸新聞杯の考察は無しでオールカマー1本に絞りました。
では、また明日以降に👋